大画面で映画を見たい!
おうちでスポーツ観戦をしたい!
というのはもっともな要望ではありますが
- TVじゃ満足できない
- プロジェクターは高いし、場所を取る
- どんなものがいいかわからない
という方が多くて
結局はamazonなどでお勧めに上がってくるものを
とりあえずこれならって買っている人もいると思います
先日後輩が「この機種ってどうなんですか?」
とinstagramに挙げているのを見て
改めて考えてみました
個人で以前はプロジェクターを持っていましたし
個人の活動等で舞台への投影をするケースでの
プロジェクターやその時の問題なども見てきたので
リアルな話ができると思います
本当に必要かを問う3つの質問
画面の大きさを考えていますか?
プロジェクターの最大のメリットはその画面の大きさです
よく標準的に言われる100インチというおおきさのテレビは
製品自体の数も少なく性能も高いのでものによっては100万近くするものも普通にあります。
また設置も常に固定で置いておかなければいけないので
プロジェクターのように可動できるのはスペース的に考えても有利です
逆に
100インチくらい表示できる白い壁もしくはスクリーンを置ける場所はありますか?
という質問をさせていただきます。
我が家で言えば「No」です
家具とかその辺を考えると100インチは結構厳しい。もちろんスクリーンを置けますが
一般家庭では基本的には壁を考えるんじゃないかなと思います
うちは狭いから60インチくらいでいいかな
っておもった人がいるなら
ぜひテレビの購入を検討してみてください。
最近は60インチ程度までなら比較的安く購入することが可能です
へたにプロジェクターにしなくてもいいんです
後ほどテレビのメリットをお伝えします
設置場所(壁からの距離)をかんがえていますか?
壁からの距離は結構大事なファクターです
もちろん選ぶ機種によりますが、
壁から離れるほど大きな画面になります。
つまり先ほどの質問で
100インチを表示できる壁があったとします。
では壁からどのくらい離れていますか?
5mだとして結構いい家にお住まいなんですね
って思ってしまいます
そのランクに住める方にわたしはあえてプロジェクターを
すすめはしません
ただこれは本当に機種によります
最近では超短焦点タイプというものもありまして
壁からの距離がなくても非常に大きく出せるものも
ありますので
それを含めて検討してください
動線を考えていますか?
たぶんこれが非常に大事なファクターのひとつです
では壁からの距離も稼げて大きく表示できる
では
その前を通ることはありませんか?
天井から吊り下げない限りプロジェクターより前は高い確率で影ができてしまうので
そこを通ったりはできません
子どもがいる家庭ではまぁおとなしく見てるとは限りません
飲み物を取ったりお菓子を持ってきたりしたくはありませんか
それは意外とストレスになる可能性を秘めています
先に挙げた超短焦点タイプだとこのあたりも解決できますね
それでも購入したいとおもった方は
この先にすすんでください
つぎに考えるのは
こちらです
購入前に理解しておくべきプロジェクターのデメリット3つ
光量
プロジェクターを使うときって部屋を暗くしますよね
これは光として投影するプロジェクターとしての最大のデメリットになります
つまりテレビと比較して部屋を暗くしなければいけない
そうするとできることがかぎられる
食事しながらやながら作業にはプロジェクターは向いていないかもしれません。
光量はルーメンと呼ばれる単位であらわされ大きければ大きいほど明るくできます
まぁ値段も高くなっていくのですが
また投影する距離が遠くなるにつれて部屋をより暗くする必要になります
つまり大きく表示したければ真っ暗がベストということです
最近は家庭用でも明るい機種も増えています。
超短焦点モデルは距離も近くなるのでそういった面でも有利なモデルです
設置接続
テレビはスイッチ一つですぐ何かを見れる環境にあります
それに加えてピントを合わせたり設置場所を決めたり
高さを合わせたりと少しプロジェクターは準備がいります
最新の機種では自動的にいろいろと調整してくれる機能がありますので
結構便利にはなってきてはいますが
やはりテレビには勝てないかなって思います
天井につるしてみたり設置場所を高くしてみたり等
工夫が必要になると思います。
もちろんそういった設置の場合ケーブルの設置も工夫がいるポイントです。
最近ではケーブルレスなものもありますが、電源はケーブルレスとまではいきません
そして光を出す装置ならではの排熱のためのファンの騒音です
設置場所が見る人に近いほどこの音は気になります。
これも買う商品によって大きく異なるので一概に言えませんが。
また音響環境にも大きく依存します。
せっかくの大画面なのに付属のスピーカーだと物足りないかもですし
そもそもスピーカーのついていないモデルもあります
自分の設置環境をよく考える必要はあると思います。
価格
先ほどから超短焦点モデルという話もしていますが
このモデルのネックは価格です。
今回のタイトルにあるような値段帯では手が出ません
となればこれまでに述べたデメリットを解消もしくは妥協して
製品を選ばないといけない可能性があります
また音響機器や接続機器を準備したりするとさらにコストがかかる可能性もあります
それでも大きく表示して
おうち映画館、おうちパブリックビューイングを楽しみたい
でも値段はかけられないという人に
お勧めの製品を3つ挙げたいと思います
手がでやすいU10万のプロジェクター3選
Anker Nebula Cosmos
Ankerが発売する「Nebula」シリーズは
その高性能な本体だけでなく他の製品でも見られる高い音楽性能を有したシリーズながら
非常にコストパフォーマンスに優れた製品です。
設置場所や接続などはある程度考慮する必要がありますが導入機としては優れています。
サイズ:約289×198×88mm 重さ:約2.0kg
ディスプレイ表示技術:0.33インチ 1080p DLP 解像度:1920 × 1080 画素 輝度:900ANSIルーメン(米国国家規格協会規格) ランプ寿命:約30,000時間
アスペクト比:16 : 9 スローレシオ:120インチ@3.18 m / 100インチ@2.66m / 80インチ@2.13 m / 60インチ@1.6 m
オフセット:100% フォーカス調整:3秒オートフォーカス プロジェクションモード:前面 / 背面 / 天井 (前面) / 天井 (背面)
台形補正:オート (垂直方向に±40°) / マニュアル (水平方向に±40°)
インターフェース HDMI:HDMI2.0 (最大4K入力) ※出力は1080pとなります。 USB-A:USBフラッシュドライブ用
XGIMI Halo WK03A
XGIMIはプロジェクターなどに特化した家電メーカーであり
そのなかのHaloは「モバイルプロジェクター」という位置づけながら
高い光量を実現したモデルです。
一般的な性能は前述のNebula Cosmoと同等ですが
サイズの小さい点がさらなるメリットになります。
価格もU10万をみたしておりコスパの高い1台であることは間違いありません。
本体サイズ(W×D×H): 113.5×145×171.5mm 重さ:1.6kg 投影解像度: 1920 x 1080 (1080p)
明るさ: 800ANSIルーメン 投射サイズ: 30インチ~300インチ以上ディスプレイ表示技術:0.33インチDMD DLP
入力可能な映像解像度: 4K(3840×2160px)/2K(2560×1440px)/1080p 画面縦横比: 16:9
投影倍率: 1.2:1 (投影距離2m:76インチ) 投影モード:前面 / 背面 / 天井スピーカー出力: 5Wx2基
スローレシオ:100 in @2.66m; 80 in @2.17m; 60 in @1.59m; 40 in @1.06m
フォーカス調整: 高速オートフォーカス 台形補正※1: 垂直 ±40°、水平 ±40°
LG 超短焦点 LEDプロジェクター
超短焦点タイプのプロジェクターの中でコスパの高い製品です。
基本性能は前述2製品のほうが高く、音楽性能も特にありません。
値段も比較してしまうと少し高めになります。
ただ「超短焦点」でこの価格はすごいと思います
やはり日本のスペースの限られた住宅事情にはこのタイプのほうが向いているかもしれません
コントラスト比 16:9 HDMIポート数 2
Total Usb Ports 2 ディスプレイの特徴 DLP
表示画素数 1920 x 1080リフレッシュレート(倍速機能) 60 Hz
製品サイズ 30.9 x 13.1 x 12.8 cm; 1.9 Kg
38cmの距離で100インチ 11cmの距離で60インチ
本当に伝えたいこと3つ
正直ご家庭でのプロジェクターはお勧めしません
これまで条件みたいな形でお伝えしているのですが
費用対効果を考えても使うケースを考えても絶対損します
AVルームを作れるようなお金持ちは
悩まず高いやつを買ってください。
正直個人が持っていてもそこまで役に立つ製品じゃないと思っています。
それでも買うならの今の答え
それでも大画面を体感したい人には購入をお勧めします。
設置については天井につるすのが一番です。
でも賃貸だったり、電源やケーブルだったりハードルが高い。
ケーブルの設置も面倒だし、音響を考えるのも面倒です
そこで紹介するのがこの popIn Aladdin2です
正直光量はそこまでではないのでお部屋は暗くする必要がありますが
まずはスペックを確認してみてください。
投写方式 単板DLP™方式
表示素子 DLP® 0.33 1080p DMD
明るさ 700 ANSI ルーメン
上下可動域 0 ~ 32度
台形補正 水平40度, 垂直40度
100インチ 壁との距離1.78m 60インチ1.16m
確かに少し暗いのでリビングに向いてるかはわかりませんが
「短焦点」タイプになっています。
超短焦点ほどではないですが壁までの距離が少なくてもそこそこいけます
日本の住宅事情を考慮すると最適解だと思います
なによりここですよ。
電源供給は照明のシーリングから可能なので余計なケーブルはいりません。
見る映像によってはミラーリングするための機器が必要になりますが
これほど優れている製品はないと思います。
特に寝室などはテレビを置きたくないけど
夫婦で映画見たり、子供と遊んだり
いい時間を過ごせると思います
しかもU10万です。照明も兼ねていることを考えれば
前述の製品と同等の価格帯です。
ただおしゃれな後輩の家はシーリングライトだっので取り付けられないという
落ちがありました。
ぜひこちらの製品も検討してもらえればと思います。
テレビの再検討を
最近はテレビの価格が本当にピンキリになってきました
同じ大きさでも10万を切るモデルから30万以上と
これまでサイズが大きくなれば高くなるといった定説が
通じない場面が増えてきました。
65インチで4Kまでみれてこの値段って
5年前では信じられないような事態です。
ハイセンス 65V型 4Kチューナー内蔵 液晶テレビ 65S6E Amazon Prime Video対応 2020年モデル 3年保証
いかがでしたでしょうか。
参考になりましたら幸いです。